裁判傍聴やカジュアル面談もおすすめ!平日休みの過ごし方

ビーチ

せっかくの平日休み。土日にはできないあんなことやこんなこと、想像するだけでも楽しくなってきます。

私は過去2年連続で2か月ほどの休み期間を過ごし、計4か月の間でとりあえず思いつくことをやってみました。

・旅行する
・ライブ、舞台、映画を鑑賞する
・ひたすらドラマの再放送を見る
・アートを体験する
・テーマパークで遊ぶ
・スポーツジムで運動する
・普段予定が合わない人と会う
・身体をメンテナンスする
・ひたすら寝る
・家を掃除する
・料理する
・まとまった時間を確保して、特定のテーマを勉強する
・使わないクレジットカードを退会する
など

外出関連だと、料金は平日の方が優遇されていることが多いですが、最近は平日であってもどこも混んでいる印象です。

そこで、「せっかくだから平日であることをもっと活用したい!」「遊び飽きた!」といった状況であれば、裁判傍聴やカジュアル面談をして過ごすのはいかがでしょうか。

裁判傍聴

裁判で使用するガベル

裁判所は土・日・休日は休みのため、傍聴したい場合は平日に予定を合わせる必要があります。せっかくの平日休みなので行ってみようということで東京地裁へ訪問し、傍聴することにしました。

裁判所に着いたら、まず1階に「開廷表」があるので、当日審理される事件や時間や開廷場所をなどを確認して入室します。私は当日、技能実習生の不法滞在事件と詐欺事件の裁判を傍聴することにしました。傍聴人は3~8名程度で、社会人と学生が約半数ずつでした。

服装は結構ラフな人もいて、ジーンズでも特に問題なさそうです。また、音を立てないなどの配慮は必要ですが審理中の入退室も自由です。

参考:裁判所「見学・傍聴案内 傍聴の手引」

1件目の事件は、技能実習生が日本働きに来たものの労働環境に耐えられず逃げ出して、その後ビザが切れても国内逃亡を続けて捕まったもの。話を聞いていると、受け入れ先の職場の環境がひどかったのだろうな、他にもこういった職場もあるんだろうなと、技能実習生に関する問題をよりリアルに感じられました。判決では情状酌量が認められ、母国に帰れることになり、被告側の裁判費用負担も不要となりました。

2件目は詐欺事件の裁判です。裁判では、詐欺グループと関りを持ったきっかけ、被害額と被告人の取り分、組織内で使用していたメッセージツールなどが明かされていきました。判決にあたっては更生する環境も重視されるようですが、今回の被告人には家族のサポートが期待できなさそうでした。

判決が言い渡されたあと、弁護士が被告人に対して「今回事件を起こしたときのように金銭的事情などで困ったとき、相談できる人がいなければまた同じ過ちを犯してしまうかもしれません。その時は私でもいいので連絡してください。乗り越える方法をそのとき一緒に考えましょう。」という旨のことを仰っていました。

こんな人間的なやりとりも行われるのだなと驚きました。余談ですが、前の裁判が押して審理開始時間が遅れた際、裁判長が審理の冒頭で被告人に丁寧に謝罪している場面もありました。

法律家の方々の正義感や責任感、公平性など、さまざまなものを感じられる裁判傍聴の1日となりました。

カジュアル面談

面談で向かい合う男女

カジュアル面談も、基本的に企業側は土日祝が休みがほとんどなので、平日のセッティングが求められます。必ずしも求職ステータスでなくとも、特定のテーマや業界についてカジュアルに企業担当者と話すことができます。

私はPittaWantedlyのカジュアル面談マッチング機能を使って面談をいくつか組んだのですが、もともと興味があった「地方創生」や「ベンチャーキャピタル」をキーワードに担当者とお話しができ、それがきっかけで、複業としてのポジションのご提案をいただけるができるケースもありました。

世の中にはこのようなサービスが増えているようで、うまく活用すれば新しい世界を知ることができ、自分のキャリアについて新たな視点でフィーをバックを受けることもできます。「この話は反応が良かったな」なども分かるので、自己PRをブラッシュアップする際にも役立ちます。

ちなみに、コロナ禍で人と話す機会が減った際はビジネスSNSのyentaを使って人との交流を図っていました。こちらは個人同士でマッチングし幅広く情報交換や雑談ができるので、その「人」に興味がある場合は、こういったサービスからアプローチするのもよさそうです。

休みが続くと刺激や緊張感がなくなりがちなので、興味のあるテーマで初めましての人と会話するという刺激を入れるのはおすすめです。

平日限定を探して経験してみる

平日休みができたとしても、持て余しそうになることもありますよね。

そんな時は、「やりたいこと」だけではなく、「平日しか体験できないこと」を見つけて、とりあえず試してみましょう。刺激を得たり、感性を磨くきっかけになると思います。